ＣＩ（コーポレートアイデンティティ)導入開発について
　私たちの会社とは一体何なのか。経営理念をシンボリックに表現するＣＩ（コーポレートアイデンティティ)導入は、自社及び自社の活動姿勢を端的に的確に内外に示す有効な経営戦略で、コーポレートコミュニケーション戦略の最上位に位置づけられます。
アイデンティティが明確でない企業の場合、その確立のため、理念体系（企業理念、活動コンセプト、企業の活動目的など）や表示体系（名称、シンボルマーク、デザインシステム、メッセージワード等）の改良もしくは新規導入を行うことでアイデンティティ要素の確立を図らねばなりません。
さらに社内への浸透・啓発によりアイデンティティの強固に共有し、的確適切に社外に発信する事で、企業としてのアイデンティティ及び好イメージを確立します。

ＣＩ（コーポレートアイデンティティ)導入開発の思想
　ＣＩ導入に際しては、企業イメージ、活動イメージ、社内外の意識などを客観的にサーベイすることからスタートし、経営者の経営思想や志及び企業使命などを総合的に分析統合することで、コンセプチャルにアイデンティティを確立し、企業理念体系の確立や新デザインシステムの導入を図っていくのです。
ＣＩはただ単にデザインを変更するだけのデザインプロジェクトと誤解されますが、実際には、経営思想、マネジメント、クリエイティブの三位一体としてアイデンティティを確立する経営技法です。